ゴマ(セサミン)の歴史-03

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美肌効果、老化防止、癌の治療、ダイエット、コレステロールの減少・・・・etc
およそ、健康に関連する全てに効果が期待できそうな希望をもってしまうほど、様々な効果を発揮してくれる「セサミン」商品。
近年の研究によって、セサミンが持つ様々な効果だけではなく、より良質なセサミンを取り出すための研究も進んでいます。
黒ゴマに含まれる「黒セサミン」等が有名ですね。

セサミンに意識を集中すると、現代科学によってもたらされる新たな効果・効能に心躍ってしまうのですが、「ゴマ」に意識を集中すると少し違った世界が見えてきます。
今回は、セサミンの素である「ゴマ」に注目し、日本の隣国である中国から伝わった仏教にも触れ、セサミンのスーパーパワーをご紹介させていただきます。

■ゴマに注目すると「健康」が見えてくる

こちらのページにも書いてあるように、セサミンは、ゴマ特有の成分であり、多くの食品の中でもゴマに一番多く含まれています。
そう考えると、「セサミン=ゴマ」と考えてもおかしくは無いでしょう。
日本におけるゴマ文化の有名どころが、お寺であることをご存知でしょうか?
お寺には、ゴマを料理に利用し、可能な限り肉や魚を食べずに健康を維持するテクニックが伝えられています。
肉や魚を食べずに健康を維持することは至難の業です。
何故ならば、人が生きていくために必要なタンパク質の多くを、動物から摂取していたからに他なりません。

お寺では、ゴマや大豆を利用した健康食品の研究がなされており、その料理は現代にも伝えられ、いくつかは商品として一般の食卓にも並んでいます。
「胡麻豆腐」や「高野豆腐」はその代表的な食品です。
ゴマから栄養素を摂取することで、肉や魚で摂取できる栄養素意外にセサミンの効果を得られ、結果として、より健康的な体を手に入れる事ができたわけですね。
お坊さんの健康を ”ゴマが助けてくれた” といっても過言ではないでしょう。

■ゴマ文化が育ったのは中国仏教のおかげ

そもそもですが、なぜ肉や魚を食べずに健康を維持しなければならなかったのか。
実は、古来の仏教では、4本足の動物は食べていけないルールだったからなのです。
動物を食べてはいけないとなれば、肉から得られる栄養素をなんとかして摂取しなければなりません。

こういった中国仏教のルールが、今日の日本のゴマ文化に、良いアクセントをもたらしてくれたのです。

■仏教が伝えてくれた健康パワー

”仏教伝来のおかげでゴマの研究が進んだ” といっても過言ではありません。
そのおかげで、お坊さんとゴマは切り離せない関係に育つことができました。

現代の科学によって解明された「セサミン」。
仏教は、そのセサミンの威力を実証してくれているのです。

また、こちらのページでは、セサミンの簡単レシピについて書かれいたり、知っておきたい情報が沢山あるので参考にご覧ください。